幻の洋梨「ル レクチエ」をご存知ですか?私の祖母が新潟に住んでいるのですが、いつもこの時期(12月くらい)になるとこの「ル レクチエ」を送ってきてくれます。
原産はフランスなのですが、日本では新潟が主な産地です。新潟の気候がフランスの気候に似ていることもあって生産されています。「ラ・フランス」とは全くの別物の洋梨ですよ。
栽培がとても難しく生産量も少ない事、そして美しいシルエットから「西洋梨の貴婦人」などとも呼ばれています。ルレクチェはまだ実が緑のうちに収穫し、約40日ほど追熟させてから出荷されます。追熟の為に広い保管場所が必要となることや病気にあまり強くないので本当にデリケートな高級果物。
ただそれだけ手間暇かけて栽培されただけあって高い糖度、なめらかな果肉、とろけるような舌触りはたまりません。また甘くて芳醇な香りを楽しむ事が出来るのも特徴の一つ。濃厚だけどほどよい甘みは、品があってまさに「貴婦人」ですね!
色 果実全体が鮮やかな黄色に変わる。
香り 甘い香りがしてくる。
じく 茶色のじくが黒くシワシワになる。
くび じくに近い実のくびの部分が黒ずんでくる。
硬さ 手に持つとやや弾力のある感触になる。
当然、家族全員大好きで年に一度しか食べられないから祖母が送ってくれるのをいつも楽しみにしています。
このみずみずしさ、伝わりますか?私の少ない語彙力で例えると「梨と桃のいいとこ取り」という感じ。
たまに、スーパーで普通の洋梨を買ってくると息子が「なんか、パサパサしてイマイチ」とか言う始末。それが普通なの!!だから「ル レクチエ」はもう本当にありがたく食べなさい!!と言っています。
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